book

高校天文部OBの同級生が結婚するので、幸せのおすそ分けを頂きたくて二次会に参加。元写真部長のシャッター押し頼まれっぷりとか、お世話になった人の近況とか聞けて良かったです。みんな苦労して世の中と折り合いをつけて生きているのに、ぴったりパンツ…

山際淳司『グッドラック』

どこへ行くんだ、と声はいっている。ウェア・ア・ユー・ゴーイング? ぼくは空を見あげた。天から声が降ってきたような気がしたからだ。 〜 「フロム・ニューヨーク、トゥ・ニューヨーク」 ジムがあたりを見まわしながらそう言った。「世界一周してきたみた…

中西準子『東海道 水の旅』

自転車に乗っていると川やダム、工場など、水に関係のある風景に良く出会うので手に取った一冊。東京から大阪まで新幹線に乗って窓から見える「水に関係のある事象」について解説されている。1991年発行の古い本だけれど、話題は飲み水、川の汚染、工場の中…

鷲谷いづみ『サクラソウの目―繁殖と保全の生態学』

田島ヶ原のことを知るきっかけになった本。図書館で借りて再読。 これらクローン成長だけで分布を広げる植物は、種子をつくることに物質やエネルギーを使わなくてよい。だからきわめて旺盛にクローン成長を行う。一見非常に効率的で、いいことづくめに感じら…

英語の本

春になると語学の勉強がやりたくなるのは何でだろう。 大西泰斗『英単語イメージハンドブック』 基本単語のイメージ重要。英単語イメージハンドブック作者: 大西泰斗,ポール・マクベイ出版社/メーカー: 青灯社発売日: 2008/10/04メディア: 単行本購入: 10人 …

白井利明『の心理学』

タイトルに惹かれて読んでみたが、引用ばかりで何が言いたいのかよくわからなかった。 共同をつくる契機 ひとりではもち上げられない大きなものを持ち上げようとして、みんなで「一、二」と声をかけるとき、そこには「三」という未来が共有されているという…

松本仁一『アフリカ・レポート』

ORAP(Organization of Rural Associations for Progress)は先進国主導ではなく、地元のジンバブエ人による純粋な地域NGOである。一九八〇年の独立の年に、ブラワヨの旧家の主婦、シテンビソ・ニョニが、旱魃地帯の農民の自立を支えることを目的として設立し…

岩田規久男『世界同時不況』

リフレ派の主張。量的緩和はバブルを引き起こす。不況とバブル、どっちがましなのだろう。世界同時不況 (ちくま新書)作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/03メディア: 新書購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (27件) を見る

南学『横浜:交流と発展のまちガイド』

自転車で横浜の中華街までポダリングに行くようになってから、なんで横浜に中華街ができたんだろうと疑問に思って手に取った一冊。著者は横浜市の職員として働いていた人だそうで、横浜という町の歴史、人やものの流れ、博物館見学のポイントやまちづくりの…

遠藤誉『中国動漫新人類』

この間出張で日本にやってきた三十歳の中国人エンジニアは「スラムダンク」の大ファンで、学生時代には漫画の影響でバスケをやっていたというのでちょっと驚いたことがある。本書によれば、かつて安価な海賊版として中国の子供たちに爆発的に広まった「スラ…