海外移住資料館〜横浜歴史博物館

お昼過ぎから横浜方面にポタリングに行きました

R1をのんびりペースで横浜へ

JICA横浜 海外移住資料館を見学

ポートテラスカフェ

食べログ ポートテラスカフェ

レストランが有名*1らしいですが、ランチタイムは終了していましたorz

前にも来たことがありますが、時間を置くとまた違う所が面白かったり
日系人の歴史を知ろう (岩波ジュニア新書)

日系人の歴史を知ろう (岩波ジュニア新書)

意外と知らないことばかり

神奈川県立歴史博物館を見学

もとは横浜正金銀行の建物

豪華なステンドグラス

常設展示はずいぶん見応えがありました

ドトールで休憩してから帰宅

ハンセン病資料館〜多磨全生園

国立ハンセン病資料館を見学に行きました

入口にある母娘遍路像。かつてハンセン病患者の多くがお遍路の旅に出たそうです

館内をじっくり見学してから、併設の多摩全生園内を散策

受付で立派なガイドマップと全生園の歴史を記した冊子をもらいました

おおきな桜の並木道を抜けると、なんだか懐かしいような不思議な町並みが

蝉時雨の中を歩きます

鬱蒼とした森

豚君之碑



給食センター


慰めの聖母


いろいろな宗派のお寺や教会がある宗教地区

秩父舎跡。北条民雄いのちの初夜』はここで書かれたそうです

「少年少女舎」

かつてハンセン病の子供たちが集団生活をしていた場所

宮崎駿監督もときどきこの場所に来ていたようです*1


復元された山吹寮(男子独身寮)


おおきな桜並木のトンネルを抜けて帰りました

旧古河庭園〜渋沢資料館〜紙の博物館

上中里駅から王子駅周辺を歩きます

上中里駅で下車、百日紅(さるすべり)の咲く坂道を上って

滝野川図書館で予習など

旧古河庭園を見学

11時からの庭園ガイドツアーに参加してみました

ボランティアガイドのお姉さんによる庭園の説明を拝聴

衝立(ついたて)の松。あえて視界を遮ることで池が広く見える効果があります

庭園の滝は日光の竜頭の滝と華厳の滝をモデルにしているそうです。古河財閥は日光から山一つ隔てた足尾銅山の開発で財をなしました


薔薇の季節にはまだ早いけれど、花をつけている枝がありました

和と洋が見事に調和した洋館はジョサイア・コンドル晩年の傑作

午後の洋館ガイドツアーはゴシック風の衣装?のガイドさんが邸宅を案内してくれました。二階の仏間を「チャペル」と表現していて、なるほどと思ったり

外壁は貴重な真鶴産の小松石が惜しげもなく使われています

東京病院前にある『蚕糸学校発祥の地』の碑。かつて農工大の前身の蚕業試験場があった場所

飛鳥山方面へ歩くと、大きな工場が

国立印刷局滝野川工場。紙幣や証券類を印刷しています。見学したい…

飛鳥山にある3つの博物館のうち、渋沢史料館紙の博物館を見学します

渋沢史料館の収蔵品展『渋沢栄一と孫文』は小規模な展示ながら、国立博物館で見た特別展『孫文と梅屋庄吉 100年前の中国と日本』との繋がりが興味深いところ。ショップで明治時代の改正掛に関する資料、関東大震災復興とブラジル移民に関する図録など購入

紙の博物館

ボランティアの方が「説明しましょうか?」と言ってくれたのでガイドをお願いしたら、最近までフィンランドの製紙工場で働いていたそうで、製紙工場でのパルプの液量の調整方法とか、不具合発生時の対応とか、抄紙機の歴史とか、異様に詳しい説明が聴けました…

製紙工場*1は24h操業、幅9mの紙が最高100km/h以上でロールに巻き取られてゆきます

王子は製紙の町として発展しました

お、ここにも金唐革紙

ポケット・グラインダー

ボロ蒸煮釜。紙の原料は木材パルプが使用される前はボロ布を使ってたそうです

飛鳥山の公園で一息

少し歩いて北区中央図書館を見学しようと思ったらすでに閉館orz

かつての陸軍第一造兵廠の赤レンガ倉庫が図書館として利用されています

隣は自衛隊十条駐屯地。陸上/海上/航空自衛隊の補給本部があるそうです

ATフィールド買取センター(謎

三菱一号館歴史資料館〜明治生命館〜旧岩崎邸庭園

東京〜上野方面にある近代建築を見学に行きました

駅前でトレーラーが高架橋に激突していました。運転手さん大丈夫なのか…

復元された三菱一号館 | 三菱一号館とは三菱一号館

歴史資料室の「震災と復興」展を見学

当時の図面や写真をもとに、材料や製法まで創建時の状態が再現されています

復元工事の様子を記録したビデオライブラリーなど

細部の造形

近代建築の背後には現代的な高層ビル群が

皇居に面した明治生命館を見学

順路に沿って2Fから

戦後はGHQに接収されました。対日理事会が開かれた会議室


全室の時計がマスターとなる時計と連動しています


食堂

飾り模様

部屋ごとに違う意匠の暖炉


応接室

健康診断室。創建当時は最先端の医療機器だった心電図計が設置されていたとのこと





明治生命館は三菱二号館跡に建てられました

床材にはアンモナイトの化石が

平日は通常の店舗として営業が続けられています


無料巡回のハイブリッドバス。電池が屋根の上に搭載されている様子

東京駅の近くにある日本工業倶楽部

往時の産業を支えた、炭鉱夫と糸巻きを持つ女性の像が飾られています

東京駅は修復工事中。外観を創建時の姿に再現するそうです*1

旧岩崎邸庭園を見学

設計はジョサイア・コンドル

戦後はGHQに接収され、諜報機関が置かれていたようです

洋館1Fのベランダ

色鮮やかなミントン・タイル

山小屋風のビリヤード室

本館とは地下通路で結ばれています

岩崎家の家紋、重ね三階菱

帰り際、秋葉原でエコ関連のイベントを覗いてみました

エコドライブとか

天然ガス自動車とか

震災後は燃料電池システムの予約が殺到したそうです。自転車の同人誌「ロングライダース」を購入して帰宅

鉄道博物館

大宮の鉄道博物館へ行きました

怪しまれないように?受付で音声ガイドを借りて館内を廻ります

北海道開拓に活躍した弁慶号(国鉄7100形蒸気機関車

燃焼ガスの流れを想像したり

運転室を覗いたり
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最も一般的なワルシャート式弁装置
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弁の位相とストロークを巧妙な機構で変えることで前進/後退を切り替えます

蒸気機関車メカニズム図鑑

蒸気機関車メカニズム図鑑

長らく絶版でしたが、最近になって再刊されました

転車台の回転実演、夏休みの子供達でいっぱいでした

横川〜軽井沢間の碓氷峠で活躍したアプト式機関車

マイテ39形式客車

照明の演出に感心してしまった

交直切替器

機関車カコイイ


絶景の展望室

子供も大人も楽しめる博物館。リピーターが多いのも良くわかる気がしました

東京工業大学博物館〜東京都写真美術館

東京工業大学博物館スターリングエンジンを見に行きました

大岡山駅の上はツタに覆われたモジャハウス東急病院

駅前にある東京工業大学。博物館のある大学って羨ましい

広瀬研究室の壁面歩行ロボット

巨大なスターリングエンジン

フライホイールが天井に届くほどの大きさ

シリンダ直径10インチのアメリカ製

構造は模型エンジンと全く同じ
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高温側シリンダと低温側シリンダを位相差90度で接続しています

回っているところを見てみたい…

その他にも織機とか

イギリス人のパーソンズが開発した蒸気タービン
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First compound Steam Turbine, built by Parsons in 1887/Charles_Algernon_Parsons@wikipedia

翼列はどうやって加工したんだろう…

東京国立博物館の東洋館は、東工大の講師だった谷口吉郎の作品

窯業の近代化に貢献したお雇い外国人、ゴットフリード・ワグネルの功績など

恵比寿に出て

東京都写真美術館

江成常夫『昭和史のかたち』と、話題の映画『100000年後の安全』を見てから帰宅

関連

ロボット工学―機械システムのベクトル解析 (機械工学選書)

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ロボットの研究で有名な広瀬先生*1の著書。類書と違って説明が丁寧
大人の科学マガジン Vol.10 ( スターリングエンジン ) (Gakken Mook)

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模型スターリングエンジンが付属。理屈はともかく?実際にエンジンが回ると感動します

NHKでやってたスターリングエンジンの紹介

山中湖文学の森〜河口湖自動車博物館

久しぶりのロードバイクでロングポタ。道志みち経由で山中湖方面に行きました

青山の交差点を右折して道志みちへ。ここまで/ここからジャスト50km

蒸し暑くて調子は今ひとつ

早くも息切れ、給水+ガリガリ君休憩

一瞬だけど、ママチャリにも追い抜かれたorz

いつもより傾斜がキツく感じます…

道志村役場前の獅子頭共用栓。明治時代にイギリスから輸入されたもの

道志川を水源とする美味しい水は、船が赤道を越えても腐らなかったそうです

それにしても、数えきれないほどのローディに追い抜かれました…

山中湖文学の森に到着

三島由紀夫文学館のほうが人気がありますが、個人的には徳富蘇峰館のが興味深いです

富士山中湖ホテル近くに徳富蘇峰の別邸「双宜荘」があります。庭先にはさっきの石碑が

付近の別荘地の地名「旭日丘」は蘇峰が名づけたもの

富士吉田市に入ると土砂降りの雨

道路が冠水するほどの猛烈な雷雨です…

いつものふもとやさんに逃げ込んで昼食兼雨宿り。大盛り肉きんうどん(゚Д゚)ウマー

河口湖自動車博物館を見学。8月だけオープンするマニアックな博物館

世界初の自動車、ベンツ1号車(1886年)

フライホイールが水平に配置されています

フォード・モデルT、通称T型フォード

白洲次郎氏の愛車。ほかにも世界の名車が勢ぞろいしています

隣接する飛行機館を見学。零戦に搭載されていた星型エンジン「栄」

主連接棒1本+副連接棒6本の組み合わせが二列あり、計14気筒で950馬力を発生します


復元作業中の一式陸上攻撃機が置いてありました

靖国神社遊就館に展示されている零戦は、ここで修理・復元されたもの

船津胎内樹型を見学。神社の中に入り口があります

西暦937年の剣丸尾溶岩流で倒れた大木の跡が、そのまま細い洞窟になっています

洞窟の中は寒かった…、カップルな方々には素敵なご利益があるそうで…

例によって寄り道してたら遅くなってしまった

山中湖で振り返ると、先ほどまで雲に隠れていた富士山が顔を見せてくれました

帰りの道志みちでは再び雷雨に遭遇。全身ずぶ濡れの泥だらけで帰宅

時刻

  • 05:20 丸子橋
  • 09:55〜10:05 道の駅どうし 豆乳ソフトクリーム(゚д゚)ウマー
  • 11:00 山伏峠
  • 11:35〜13:05 山中湖文学の森 見学
  • 14:00〜14:30 吉田うどん ふもとや 肉きんうどん(゚д゚)ウマー
  • 15:00〜16:00 河口湖自動車博物館・飛行機館見学
  • 16:20〜16:50 船津胎内樹型見学
  • 18:25〜18:30 道の駅どうし
  • 21:05 府中四谷橋
  • 22:15 丸子橋

走行データ

  • 走行距離:234.8km

その他データ消失orz

走行ログ