旧古河庭園〜渋沢資料館〜紙の博物館

上中里駅から王子駅周辺を歩きます

上中里駅で下車、百日紅(さるすべり)の咲く坂道を上って

滝野川図書館で予習など

旧古河庭園を見学

11時からの庭園ガイドツアーに参加してみました

ボランティアガイドのお姉さんによる庭園の説明を拝聴

衝立(ついたて)の松。あえて視界を遮ることで池が広く見える効果があります

庭園の滝は日光の竜頭の滝と華厳の滝をモデルにしているそうです。古河財閥は日光から山一つ隔てた足尾銅山の開発で財をなしました


薔薇の季節にはまだ早いけれど、花をつけている枝がありました

和と洋が見事に調和した洋館はジョサイア・コンドル晩年の傑作

午後の洋館ガイドツアーはゴシック風の衣装?のガイドさんが邸宅を案内してくれました。二階の仏間を「チャペル」と表現していて、なるほどと思ったり

外壁は貴重な真鶴産の小松石が惜しげもなく使われています

東京病院前にある『蚕糸学校発祥の地』の碑。かつて農工大の前身の蚕業試験場があった場所

飛鳥山方面へ歩くと、大きな工場が

国立印刷局滝野川工場。紙幣や証券類を印刷しています。見学したい…

飛鳥山にある3つの博物館のうち、渋沢史料館紙の博物館を見学します

渋沢史料館の収蔵品展『渋沢栄一と孫文』は小規模な展示ながら、国立博物館で見た特別展『孫文と梅屋庄吉 100年前の中国と日本』との繋がりが興味深いところ。ショップで明治時代の改正掛に関する資料、関東大震災復興とブラジル移民に関する図録など購入

紙の博物館

ボランティアの方が「説明しましょうか?」と言ってくれたのでガイドをお願いしたら、最近までフィンランドの製紙工場で働いていたそうで、製紙工場でのパルプの液量の調整方法とか、不具合発生時の対応とか、抄紙機の歴史とか、異様に詳しい説明が聴けました…

製紙工場*1は24h操業、幅9mの紙が最高100km/h以上でロールに巻き取られてゆきます

王子は製紙の町として発展しました

お、ここにも金唐革紙

ポケット・グラインダー

ボロ蒸煮釜。紙の原料は木材パルプが使用される前はボロ布を使ってたそうです

飛鳥山の公園で一息

少し歩いて北区中央図書館を見学しようと思ったらすでに閉館orz

かつての陸軍第一造兵廠の赤レンガ倉庫が図書館として利用されています

隣は自衛隊十条駐屯地。陸上/海上/航空自衛隊の補給本部があるそうです

ATフィールド買取センター(謎