南極観測と経緯度原点ポタ
日本の南極観測ゆかりの場所を巡ってみました
南緯69度、昭和基地から見えるオリオンは、倒立して地平線上を回ります
かつて越冬隊の隊長を務めた伝説的なエンジニアの邸宅が公開されていると聞いて
写真や本、道具、家具の飾り模様一つに至るまで、素敵な物語が詰まっていました…
港郷土資料館を見学。配布資料の「港区文化財めぐり」は地図と解説付きで良い感じです
芝浦方面へ
港区立埠頭公園はかつての芝浦埠頭。1910年、白瀬矗はここから南極に向かいます
南極観測船しらせのスクリューブレード。
白瀬は11歳の頃、寺子屋の先生から北極の話を聞いて探検家を志しました
西堀氏も11歳の時に白瀬中尉の南極探検の映画を見て、南極に憧れたのだそうです
(´・ω・`)
竹芝桟橋から
江川氏調練場跡は近未来都市になっていて、史跡の看板すらありませんでした
共同通信本社でギャラリーウォークを見学。昔の空撮写真と創立以来の沿革が興味深いです
日が暮れそうなので帰宅
翌日も都内ポタ
田町駅前の放送記念碑。大正時代、ここからラジオ放送が始まりました。JOAK、JOAK…
増上寺、昭和20年まで五重塔があったそうですが、今は東京タワーが五重塔代わり?
足元には南極観測ではたらいたカラフト犬の記念像があります
飯倉のロシア大使館近くにある日本経緯度原点。小径車の先客がいました
かつて東京天文台の子午環の有った場所が日本の経緯度の原点*1 *2です
誤差が大きいと思ったら、原点じゃない場所で測定してたorz
国会前庭、憲政記念館構内にある日本水準原点
「國帝本日大」の文字は陸軍参謀本部の陸地測量部時代の名残のようです
設置当初の標高は24.500m、関東大震災の地殻変動で24.414mになりました
パレスサイクリング開催中
日比谷公会堂は安田善次郎の寄付によるもの
戦時中は同盟通信社の本社として使われ、戦後も後身の時事通信社が本社を置きました
一方、通信部門を同盟通信社に譲渡した電通は広告専業となります
アド・ミュージアムを見学。時代を反映した広告が興味深い…
竹芝桟橋に自転車をデポ。ゆりかもめに乗って船の科学館へ
白瀬南極探検隊100周年にちなんだ企画展も
南極観測船、宗谷を見学。雪が舞ってきました
厨房と食堂の間の引き戸が、前日訪れた邸宅と同じ構造なのを確認
機関室
通信室
ブリッジ
展望台から
江川坦庵が設置した砲台の台座が再現されていました
閉門直前のレインボーブリッジを渡ります
竹芝桟橋で北緯35度のオリオンを眺めてから帰宅