箱根峠〜韮山反射炉

箱根峠を越えて韮山反射炉を見に行きました

京急蒲田駅前を出発。ほぼ箱根駅伝のコースに沿って箱根を目指します

鶴見中継所付近。早朝ランナーが記念碑に手を触れて走り去っていきました

保土ヶ谷宿の旅籠屋跡。説明板を読むふりをして休憩…

戸塚宿の西端にあたる上方見附跡。京都に向かって左側には松の木が、京都に向かって右側には楓の木が植えられています

R134に出て湘南大橋を渡り、

さらに花水川橋を渡ったところが平塚中継所(花水レストハウス

裏手にある堤防に上がると…

なんだかほっとするところです。疲れてなくてもつい立ち寄ってしまう

大磯宿の松並木

滄浪閣(伊藤博文別邸)跡。周囲には明治以降の政治家らの邸宅が密集しています*1

しばらく走ると小田原宿

小田原にも邸宅・別宅がたくさん*2。清閑亭を見学しようと思ったら開いてなかったorz

いよいよ5区、箱根八里に入ります

鈴廣前は復路の小田原中継所

山登りの前に[tabelog:604677:title]にピットイン。ここのパン大好きです

函嶺洞門と手前二つの橋梁は土木遺産に指定されています

富士屋ホテル前を通過。ホテルヒストリーが興味深い…*3。無料の史料展示室もあります

小涌谷踏切

標高が上がると寒くなってきた…

国道1号最高地点、寒いのですぐ退散

精進池は半分ほど凍結していました

先日富士山見納めに来たのはたぶん気のせいです

ラストスパートする気力は既に無く、コンビニで休憩…(弱

山の神。ロードバイクでも全く勝てる気がしない

往路ゴール地点。駅伝のゴールシーンを演じているカップルがいました

ゴール地点横にある箱根駅伝ミュージアムを見学

三島方面へ

宝永火口が正面に見えます

伊豆の国市(旧韮山町)、マンホールは富士山、反射炉、イチゴの不思議なとりあわせ

ユニクロと観音様の異色のコラボ、白衣観音ならぬ百衣観音でしょうか…(違、隣の石材店が店舗オーナーなのかもしれません。伊豆は昔から石材の切り出しと加工が盛んな地域でした

韮山反射炉。オフシーズンだったせいか閑散としていました

オランダの文献をもとに、佐賀藩からの技術協力を得て完成。火炎の燃焼ガスや放射熱を耐火煉瓦で反射させて熱を集中させることから「反射炉」と呼ばれています。筋交い状の模様は後に追加された耐震補強の鉄骨で、建設当時は漆喰の塗られた白亜の塔だったそうです。


内部の耐火煉瓦の原料は、伊豆の天城山麓の白土が使われています

24ポンドカノン砲*4。ここで鋳造された大砲がお台場などに配備されました

幕末の韮山代官、江川英龍反射炉の建設だけでなく、お台場の建設や西洋式帆船の建造などに奔走し、日本で最初にパンを焼いたのでパン祖などとも呼ばれています


反射炉から少し離れた江川邸。見学しようと思ったら、すでに閉館してましたorz

17時半過ぎに三島駅に到着、撤収

東海道線で東京駅まで輪行箱根駅伝スタート/ゴールの読売新聞社前から帰ります

日本橋

東京タワー

京急蒲田駅前。ひっそりとゴールして帰宅

時間

走行データ

  • 走行時間:7h24m29s
  • 走行距離:148.35km (+約15km、センサ脱落で計測できずorz)
  • 平均時速:20.0km/h
  • 最高時速:49.9km/h

走行ログ


箱根駅伝ルートを外れている個所もあります/東京〜京急蒲田はログ未取得

*1:明治政界の奥座敷・大磯大磯別荘群地図(PDF:2572KB)@イソタビドットコム

*2:小田原邸園群(未完成版)@邸園交流でまちづくり

*3:富士屋ホテル@日本の近代遺産50選/NIKKEI を併せて読むと面白いです

*4:-韮山反射炉の大砲復元鋳造について@木村鋳造所 詳しい解説があります