鎌倉〜真鶴半島〜大観山〜芦ノ湖
相模湾沿いを走り、真鶴半島の森と箱根の大観山を見てきました。
横浜までちょうど1時間。相変わらず早朝のR1は走りやすいです。
いつも賑やかな鶴岡八幡宮の境内も、朝はなんだか清々しい感じ。
小田原からR135へ入ったとたん、全身GIOSの自転車海苔にブチ抜かれた!
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真鶴半島は15万年ほど前に噴出した箱根火山の溶岩でできており、真鶴駅の北側で採石されている箱根火山由来の安山岩は、小松石という高級ブランド石材として知られています*1。江戸城やお台場の砲台にも真鶴産の小松石が使われているそうです。
半島の先端にある三ツ石。ネットの噂によれば、かつては「笠島」と呼ばれる一つの島だったのが、旧日本軍の軍事演習の標的にされて壊れて「三ツ石」になったとか。ソースが見当たらないので真偽は不明。
足元にはイソギクの花とノイバラの実。
真鶴半島一帯の森は江戸時代に植林されたものだそうですが、海沿いの豊かな森は多くの魚を引き寄せることから、漁業関係者らによって守られてきました。現在では「魚つき保安林」に指定されて伐採や開発から保護されています。*2
上からは鳥の声、
下からは波の音。
真鶴港は小松石の運び出しや、魚つき林に支えられた沿岸漁業で発展したそうです。
湯河原温泉を経てつづら折りの椿ラインへ。約20kmかけて1000m高度を上げる緩い坂道です。走り屋仕様のバイクが猛スピードで走り抜けてゆくのが怖いけど、景色も良くて楽しめるヒルクライムでした。
この日はバイク事故があったらしく、茫然とした表情で警察の事情聴取を受けているグループを見かけました。「死亡事故発生地点」の看板がやたら多いのが何とも…。
走っているうちに、いつの間にか高度が上がります。山の中腹は紅葉していました。
箱根の航空路監視レーダー(ARSR)。国内各所に配置されているものの一つです。
マユミの実かな?小さなウメの花みたい。
大観山でお約束の写真を。靄がかかっていて、富士山の姿は拝めませんでしたorz
天気が良いとこんな感じらしい。自転車海苔が次々と登ってきます。
芦ノ湖に下りたら、幻のようにうっすらと富士山が見えました。
旧道を下って、酒匂橋で後ろを振り返って一枚。あとはひたすら走るのみ。
鎌倉街道で燃料切れ→万国橋近くのローソンで補給。もうひと頑張りでゴールです。
時刻
走行データ
- 走行時間:10h05m01s
- 走行距離:227.31km
- 平均時速:22.5km/h
- 最高時速:56.2km/h