山伏峠〜志賀坂峠〜十石峠〜麦草峠(ほぼずっとR299)

埼玉県入間市から長野県茅野市に至るR299はたくさんの峠を越えるため、自転車で走るとめいっぱい楽(苦?)しめるルートです。


AM2時半過ぎに出発。日没前に麦草峠を越えるのが目標です。


夜明け前の羽村の堰。このあたりから先、所々でキンモクセイの香りが漂っていました。今年は夏が比較的涼しかったせいか、開花が少し早いような気がします。


志賀坂峠へ登る途中で一休み。


志賀坂トンネルを抜けると群馬県の神流村に入ります。蕎麦の白い花が咲いていました。


R299沿いにある瀬林の漣痕(さざ波岩)。1億2000万年前(白亜紀)の恐竜の足跡化石。


足跡化石の近くでは発掘体験教室が開かれていました。宝探しみたいで楽しそう。


神流町恐竜センター。先が長いのでスルーしようかと思ったけど、


誘惑に負けて見学。こういう地球大紀行的(?)な、子供が喜びそうな施設が大好きなので・・・。展示内容もなかなか立派で親子連れで盛況でした。


雲が切れて日差しも強くなってきた・・・


ガス欠気味なので道の駅上野で休憩。名物の「みそソフトクリーム」は、名前から想像される香りや形状および色彩に若干の不安を感じたものの実物はキャラメルのようなコクがあって美味しかったです。写真はあえて載せない。


上野村でR299からいったん離れ、1kmほど離れた日航機の慰霊の園に向かいます。


坂を上ると、御巣鷹の尾根に向かって合掌した形の慰霊塔がありました。慰霊塔の傍らには資料館が併設されていて、当時の新聞・雑誌や資料が展示されています。追悼抄の遺影を見ていたら何だか居たたまれなくなってしまったので、参拝と記帳を済ませて早々にR299に復帰


とっくに売り切れた足で十石峠へ向けて緑のワインディングを登ります。次々にローディが下ってくるので、足つきしてるところを見られないようにちょっと頑張りました。


立派な展望台がある十石峠。補給を済ませてから爽快にダウンヒル


いよいよ麦草峠にアタック開始。ヤビツ峠二本+αくらいか・・・


高原らしい風景、でも、風景を楽しむ余裕もありません


標高100mおきに標識が立っており、8%前後の坂が果てしなく続きます。麦草ヒュッテのアイスクリームへの食欲を推進力に変えてひたすら登坂。あの坂を登ればアイスが食える、あの坂を登ればアイスが食える、あの坂を(ry


二時間以上かかって麦草峠に到着。日没前だけど・・・さ・・・寒い・・・


いつもは縦走で立ち寄る麦草ヒュッテ。自転車で来ると何だか新鮮な感じ。


寒さと疲労でブルブル震えながら、麦草ヒュッテでアイスクリームを食べました。見るに見かねた(?)小屋の人が試供品のアミノバイタルくれました。


日没の迫る中、麓へ向けてダウンヒル


途中で茅野の町が見えました。


石遊の湯の露天風呂に寄り道して汗を流し、茅野駅から輪行で帰宅。


距離は240kmちょっとですが総上昇量は約3900mになりました。

時刻

走行データ

  • 走行距離:244.16km
  • 平均時速:20.3km
  • 最高時速:58.6km
  • 走行時間:12h01m22s

走行ログ